本記事でわかる事
- 一般的なASPと百貨店型ASPの特徴の違い
- Amazonアソシエイトと楽天アフィリエイト比較
ブログを運営したばかりの初心者の方はこのような疑問を抱える事が多いかと思います。今回は、数あるASPサイトの中でAmazonアソシエイトと楽天アフィリエイトのどちらでアフィリエイトをすれば良いのかを解説していきます!
それぞれのASPの強み、弱みを把握した上で自分にあったアフィリエイトを行って頂ければと思います。
ASPとはなに?
ASPとは、「アフィリエイトサービスプロバイダー」の略称です。一言で説明をすると、広告主とメディアを繋ぐ企業で、アフィリエイトを始める方はまずこのASPサイトに登録する必要があります。
ではさっそく内容に入っていきましょう!
目次
百貨店型ASPの強みと弱み(Amazon、楽天)

まずは以上の2つのようなASPとAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイト(百貨店型ASP)の強みと弱みを初心者ブロガーさん向けに解説をしていきたいと思います。それぞれの特徴を掴んでいきましょう。
百貨店型ASPの強み
Amazonアソシエイトと楽天アフィリエイトの基本は物販です。両者ともにA8.netやもしもアフィリエイトなどのASPと比較するとなんといっても「商品数が圧倒的に豊富」である事が強みとなります。
もちろん、A8.netやもしもアフィリエイトといったASPも物販系のアフィリエイトができますが、商品の数が百貨店型のAmazonアソシエイトや楽天アフィリエイトに比べると劣ってしまいます。
もう少し突っ込んだ話をすると、百貨店型ASPでは自分の紹介したい製品を選択しピンポイントでアフィリエイトを行う事が可能です。通常のASPですとブランドものやゲームソフトなど細かな商品を取り扱う事はできないので百貨店型ASPの方が優位と考える事ができます。
おそらくブログ初心者の方にとっては無理に自分の知識がないものをASPで選択して紹介するよりも、自分の詳しいジャンルの商品をAmazonアソシエイトや楽天アフィリエイトで紹介する方が遥かに取り組み安いでしょう。

百貨店型ASPの弱み
百貨店型ASPの弱みとしては紹介料率がA8.net等のASPと比べて圧倒的に低く設定されている点です。もちろん、Amazonアソシエイトや楽天アフィリエイトでも相当な金額を稼いでいるブロガーがたくさんいますが初心者には厳しいです。

それぞれASPの紹介料率については後述しますが、相当なアクセス数がなければ大きな収益に繋げる事は期待できません。しかし、初心者でも収益を比較的出しやすいのは百貨店型ASPによる物販です。
ライティング力やブログで稼ぐイメージを沸かせるためにはもってこいの百貨店型ASPですので積極的に使用していきましょう。
ASP種類別比較まとめ
A8.net等 | Amazon/楽天 | |
商品の豊富さ | △ | ◎ |
紹介料率 | ○ | × |
Amazonアソシエイトと楽天アフィリエイトの違い
Amazonと楽天の違い
- 紹介料率
- 換金のしやすさ
- Cookie有効期間
両者共に品揃えは申し分ないほど豊富に取り扱われているのであとは上記の3つのポイントでどちらを選ぶかが変わってきます。Amazonと楽天でそれぞれ優位となっているポイントが異なるのでそれぞれ解説をします。
紹介料率
Amazonアソシエイトと楽天アフィリエイトでは紹介料率が異なります。それぞれの紹介料率は下記の表でまとめましたので確認していきましょう。
Amazonと楽天の紹介料率
Amazon | 楽天 | |
紹介料率 | 2〜10% | 1%(例外有り) |
Amazonアソシエイトに関しては商品のカテゴリーによって紹介料率が異なり、最大で10%の紹介料となります。それに比べて楽天アフィリエイトの場合ですと基本的には紹介料率が1%となっているので紹介料率が非常に低くなっています。

換金のしやすさ
Amazonアソシエイトと楽天アフィリエイトの報酬の受け取り方を比較していきましょう。
Amazonと楽天の換金方法
Amazon | 楽天 | |
換金方法 | 銀行振込/Amazonギフト券 | 楽天ポイント/楽天キャッシュ |
以上の表のようにそれぞれ換金方法が異なります。Amazonアソシエイトの場合だと紹介料が5,000円を達成した時点で初めて銀行振込で報酬を受け取る事ができます(手数料300円)。換金の仕方で言うとAmazonで利益を出す事が出来ればシンプルですね。

ここが問題です。楽天アフィリエイトの場合だと月間3,000円の紹介料を超えない場合は楽天ポイントとして報酬を受け取る形になります。また、月間の紹介料が3,000円を超えた場合でも10%の手数料がかかった上で楽天キャッシュでの受け取り、楽天銀行口座を中継して換金となります。

しかし、楽天アフィリエイトでも手数料がかからず、直接銀行口座振込にて換金する事ができる方法もあるのですが下記の条件を満たす事が必要となります。
楽天アフィリエイト銀行振込条件
・月間10万円以上の紹介料を稼ぎ、3ヶ月間継続
・楽天アフィリエイトからのサイト審査に合格
以上の2つの条件を満たす事が出来れば銀行振込にて換金ができるのですが、ブログ初心者にはかなり厳しい条件となっていますのでやはり換金方法においてもAmazonアソシエイトが有利だと考える事ができます。
楽天アフィリエイトにて簡単に換金したいと考えている初心者の方は「もしもアフィリエイト」経由で楽天アフィリエイトを使用することで換金が簡単に行えます。紹介料率もほとんど変わりませんので楽天アフィリエイトではなくもしもアフィリエイト経由にする事をおすすめします。
Cookie(クッキー)有効期間

「Cookie」とは、ユーザーがあなたの広告をクリックしたかどうかの記録の事です。
ここで何を比較されるのかというと、Cookieの有効期間の長さです。Cookie有効期間ないであるとあなたの広告をクリックしたユーザーが紹介したもの以外の商品を買ってもあなたの紹介であると認められるのです。
しかし、Cookieは常に更新されます。ユーザーが商品購入前、最後に広告をクリックさせた人の実績となるのでCookie有効期間内であってもあなたの広告以外のサイトで広告をユーザーがクリックした場合はあなたの実績とはならない点に注意しましょう。
とは言ってもCookie有効期間が長ければ長いほど商品成約率が上昇するという事となりますのでかなり重要な比較要素となります。
Amazonと楽天のCookie有効期間
Amazon | 楽天 | |
有効期間 | 24時間 | 30日間(モバイルは7日間) |

Amazonアソシエイトが24時間となっているのに比べて楽天アフィリエイトの場合は最大30日間のCookie有効期間として設けられています。つまり、Amazonアソシエイトの場合は時間との勝負となりますのでその場で衝動買いをさせるようなテクニックが必要となります。
それに比べて楽天アフィリエイトの場合はCookie有効期間に余裕があるので他のブロガーのサイト広告をクリックされない限りは成約に持っていく事が比較的容易となる事がわかります。
Amazonアソシエイトと楽天アフィリエイトのどちらを選ぶべきか

Amazonと楽天の仕組みまとめ
【Amazonアソシエイト】
紹介料率が高く、換金がスムーズ
【楽天アフィリエイト】
紹介料率が低いがCookie有効期間が圧倒的に長い
以上のよう特徴を考慮して考えると、ブログ(アフィリエイト)初心者であるならば楽天アフィリエイトです。商品を紹介してライティングスキルを身に付けながら収益を得る楽しさを知るには圧倒的に楽天アフィリエイトの方が有利だからです。
これからブログの収益化を頑張ろうと考えているならばやはり継続が大切となってきますのでモチベーションを維持しやすい「収益の見える化」を楽天アフィリエイトで体験して頂ければと思います。

ブログ(アフィリエイト)中、上級者の方は紹介料率の高いAmazonアソシエイトにてアフィリエイトを取り組んでいく方が結果的には大きな利益を生み出しやすいです。ライティングスキルに自信がついてきたらAmazonアソシエイトに挑戦する事をおすすめします。
ライティングスキルについて学びたい方はこちらの書籍がブロガー内で好評ですので一読してみましょう。
しかし、楽天アフィリエイトを利用して圧倒的に稼いでいるブロガーもたくさんいるので日々、自分の得意分野を考えながらASPを選ぶ事が最終的には大切な事となります。

まとめ
今回はAmazonアソシエイトと楽天アフィリエイトのどちらを利用すれば良いのかを両者を比較しながら解説をしました。記事内でもあるとおり、それぞれメリットとデメリットがあるのでどちらが自分に合うのかを選んで頂ければと思います。
特に、ブログ初心者の方に関しては収益化の可能性が高い楽天アフィリエイトでブログの楽しさや収益化の感覚を身に付けやすいのでオススメです。また、Amazonアソシエイトには審査が必要となってきますので下記の記事を参考に合格を目指しましょう!

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