就職活動がうまくいかないあなたへ
初めての就職活動、思ったよりも上手くいかないなと思っているでしょう。ですがその状態を打破する方法は必ずあります。今回は、就活が上手くいかない代表的な理由と、その対策をご紹介します。
本記事の信頼性
本記事を執筆しているEronは新卒で倍率100倍の壁を超え、平均年収2000万円企業に入社。その後退社し、教育関連企業経営中。就活生向けに執筆した1流就活の教科書は、有料にも関わらず就活生から多くの支持を得ています。
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就活がうまくいかない理由
就活がうまくいかない主な理由一覧
清潔感など、見た目の対策ができていない
就職活動の軸が決められていない
自分のアピールポイントが分かっていない
エントリーシートや履歴書の書き方が悪い
社会人としてのマナーがなっていない
適切なコミニュケーションが取れていない
メンタル面での準備ができていない
清潔感など、見た目の対策ができていない
就職活動において、第一印象はとっても大切です。履歴書の写真、面接で顔を見た最初の瞬間、合否はそこで半分以上決まっていると言っても過言ではありません。飛び抜けてイケメン、美女である必要はありません。大切なのは清潔感です。
清潔感が出せているかのチェック項目は下記になります。
顔面バージョン
・髪型が整っている
・スキンケアがしっかりされている
・歯が健康的で白く、綺麗である
・唇に潤いがある
・ヒゲの剃り残しがない
・眉毛が左右対象に整っている
・鼻毛が出ていない
・耳に汚れが溜まっていない
・口臭ケアをしている
体バージョン
・服装に気を使っている
・靴が汚れていない
・爪が綺麗に切られている
・背筋は真っ直ぐ伸びている
・体臭ケアをしている
それぞれの内容について詳しくはこちらの記事で解説してあるので併せてご覧ください。
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清潔感のある男になるための必須項目14選|ビジネスも恋愛もこれでOK!
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就職活動の軸が決められていない
就職活動で一番最初に決めるべきが「就活の軸」です。簡単にいうと、自分は何を軸にして会社を選ぶのかという事。年収なのか人なのか、それとも勤務地なのか。あなたが働く上で譲れない条件を就活の軸に設定しましょう。軸がしっかりと定まれば、企業選びに一貫性が出てきます。何十社と受けるアホ就活生にはならず、数社を受けて確実に内定を取れるようになるでしょう。
例えば私の就活の軸は「年収・人・成長」でした。年収が高く、優秀な人材が集まり、成長できる環境。それが会社に求めるものでした。この軸が定まってから、それに該当する企業を探すと、日本にはたった2社しかありませんでした。
就活の軸の決め方については、こちらの1流就活の教科書に詳しく記載していますが、ここで概要だけ説明すると、
20年後の将来になりたい自分の姿・夢
↓
10年後の将来なっているべき自分の姿
↓
5年後の将来なっているべき自分の姿
↓
3年後になっているべき自分の姿
↓
今の自分が進べき道
将来の自分の姿・夢から逆算して、数年後の自分、そして今自分が進べき道を考えます。この方法を未来型の自己分析と呼びます。元メジャーリーガーのイチロー選手も実践していたと言われる方法です。目標と現実のギャップを明確にし、今の自分には何が必要かを考える。それが自分の就職活動の軸にリンクしてくるはずです。より詳しく知りたい方は1流就活の教科書を是非ご覧ください。
自分のアピールポイントが分かっていない
就職活動では、「自分の魅せ方」がとても大切です。数十分の面接の中で、あなたの良い部分を企業に魅せなければなりません。まずは自分の魅力、アピールポイントが何なのかを明確にしましょう。
私の場合、アピールポイントは圧倒的なプレゼン能力でした。大学時代ずっと塾講師をしていた事もあり、人前で分かりやすく物事を伝える能力に秀でていました。そこで、インターン中に全員の前でプレゼンを行い、他の就活生との格の違いを見せつけ、その場で人事マネージャーに声をかけてもらいました。
自分を上手に魅せる事は、自社の商品を上手にPRするのと同じ能力が必要です。自分の魅せ方が上手ければ営業も上手だろうと判断されます。そのため、グッと内定に近づくのです。
どうすれば自分のアピールポイントが見つかるか
自分のアピールポイントは、過去型の自己分析を行う事で明確になります。過去型の自己分析についても簡単にご説明します。
今までの人生のターニングポイントを全て書き出す
↓
その全てを、2W1H(What・When・How)に分解する
↓
1.取り組んだきっかけ 2.なぜ継続して取り組めたのか 3.どのような課題・挫折があったのか 4.課題・挫折の解決方法 5.結果 に分解する
まずは人生のターニングポイントを小学生くらいから書き出していきましょう。次にその全てを2W1Hに分解します。何を、いつ、どのように行ったかを明確にしましょう。そしてそれぞれに対して、上記に示した5つの事柄について考えます。この作業をしっかりと行うと、自分の考え方、人には無い魅力、PRポイントが見つかってくるはずです。1流就活の教科書では具体的な例を示しながら丁寧に解説しています。読んでみて損はさせませんので、是非ご覧ください。
エントリーシートや履歴書の書き方が悪い
ESが全然通らないと嘆いている就活生の多くは、書き方に問題がある場合が多いです。大企業になればなるほど提出されるESの量は膨大です。その全てに目を通すわけですから、ありきたりな言葉しか書かれていなければもちろん落ちてしまいます。通るESのポイントは大きく分けると3つあります。
結論から記述する
↓
文章構造をしっかりと考えて書く
↓
内容にオリジナリティを持たせる
結論から記述する
ESは文章なのでもちろん、「好きな所で読むのを辞められるもの」です。前置きが長く、言いたい事が分からない文章はNGです。何百枚もESを読む側の気持ちになれば、その理由も納得頂けると思います。自分の一番伝えたい事を、一番読まれやすい先頭に書く事を心がけましょう。
文章構造をしっかりと考えて書く
ESの文章構造がバラバラだと、「頭の悪い就活生だ」と思われてしまいます。文と文の関係が並列なのか、それとも具体的な説明なのか、まとめなのか。これらが正確に伝わる文章を書く事が大切になります。簡単な事だと思うかもしれませんが、意識をしなければバラバラになります。書き終わった後は社会人の先輩などに、構造に問題が無いかチェックしてもらう事も大切になります。
内容にオリジナリティーを持たせる
どこにでも落ちていそうなありふれたESでは通過する事ができません。書いた文章を読んでその人を想像する事ができるかどうかが大切。よくある落ちる就活生は、ESのテンプレートを利用して作成したり、先輩の真似をしているだけのESを出している場合が多いです。。ESを通過するには文章を通じて採用担当者が「この就活生とぜひ会ってみたい!」と思わせるような文章のオリジナリティーがあってその人柄を想像できるものを作り込んでいかなければなりません。
社会人としてのマナーがなっていない
学生と社会人は違います。社会人には社会人として自立したマナーが求められます。メール、OB訪問、面接、それぞれのマナーをしっかりと理解して行いましょう。特に、学生が就活で初めて使うビジネスメールのルールには戸惑う部分もあると思いますので、いくつかマナーのポイントをご紹介します。
アドレスがビジネスに適している
件名を適切に付けられる
署名を付けている
アドレスがビジネスに適している
就職活動を始めるときは、必ず適切なメールアドレスを設定しましょう。適切なアドレスとは、例えばtaroyamadasyukatu@・・・のように、自分の名前+syukatuなどにします。ここで個性を発揮する必要はないので、常識的なアドレスにしましょう。
件名を適切に付けられている
社会人は、毎日何百通ものメールを受け取っています。学生にとっては信じられないかもしれませんが、これは事実です。なので、件名が分かりやすくないとメールを探すのにも一苦労します。OB訪問の依頼など、件名に要点をまとめて書いておきましょう。多少長くなっても構いませんので、検索のしやすさを意識しましょう。
署名を付けている
メールの最後に下記のような署名を作りましょう。
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山田 太郎(Taro Yamada)
○○大学〇〇学部〇〇学科○年
Mobile:080-〇〇〇〇-〇〇〇〇
Mail:taro.yamada@・・・
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これを付けるのはビジネスの常識です。
ビジネスメールのマナーについてより詳しくはこちらの記事が参考になりますので併せてご覧ください。
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就活メールの正しい送り方!【件名や本文の記載方法を徹底解説】
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適切なコミニュケーションが取れていない
面接で落とされる原因の一つに、適切なコミニュケーションを取れていない事が挙げられます。簡単に言うと、質問に答えられていないのです。例えば、「休日は何をして過ごすんですか?」との質問に、「私の趣味は読書です!」と回答する。何か違和感を感じませんか?休日の過ごし方を聞いているのに、趣味を答えてしまっています。これでは適切なコミニュケーションとは言えませんよね。面接を通るポイントは下記です。
質問をおうむ返ししながら答える
質問をおうむ返ししながら答える
聞かれた事以外を答えてしまう人は意外と多いです。そんな人は、「休日は何をして過ごしますか?」と聞かれたら、「休日は何を過ごしているかと言うと、読書です!」のように、相手の質問をおうむ返しのように一度口に出してから自分の回答を述べましょう。こうすれば変な返答をせずに済みます。慣れてきたらおうむ返しの部分は省略、もしくは心の中で呟いて返答しましょう。
メンタル面での準備ができていない
最後の就活がうまくいかない理由は、メンタルの準備ができていない事です。「絶対にこの企業に内定を取るんだ」という覚悟と、「どうすればこの企業が自分を欲しがるかを徹底的に研究する」熱意がとても大切です。就職活動は、倍率50倍なんてざらにあります。本気で入社したいと思っている人と、そうでもない人は、人事からしたら簡単に見分ける事ができます。メンタル面で周りに負けないようにしましょう。
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